なるべく痛みの少ない 削らない・抜かない治療
歯科恐怖症の方も安心できる診療
MI治療(Minimal Intervention:最小の侵襲)は、削るべきところだけを削り、削らなくていいところをできるだけ削らない治療です。歯は、一度削ったところは二度と元に戻りません。治療をくり返すことで削るところがなくなったり歯根にひびが入ったりして、歯を失う恐れがあります。
MI治療によって歯を削る量を最小限に留めることで、歯の周辺組織や神経へのダメージを抑えつつ歯を温存できるようになります。また、神経を取り除かなければならない段階に到達するのを遅らせられるため、健康な状態の歯を長く残せます。歯科医院に対して、痛い、怖いといったイメージをお持ちの方は少なくありません。
痛みの少ない治療として、表面麻酔と電動麻酔を使用して痛みの少ない治療を行っています。
歯科医院に苦手意識があると、むし歯や歯周病が悪化して歯を失うリスクが高まります。
当院では、電動麻酔注射器や薬液の温度調整、極細の針を使うなど、なるべく痛くない治療を心がけておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
歯科用CT
歯科用CTは、従来のレントゲン撮影とは異なり、3次元画像を撮影できます。歯だけではなく太い血管の位置も正確にわかるため、治療の精度と安全製が向上します。また、歯周病の進行や外傷の部位、親知らずと神経の位置関係なども把握できます。
日本で歯科用CTを導入している歯科医院はまだまだ少ないのが現状のため、精度が高い治療を希望される方は、歯科用CTを導入しているか確認が必要です。当院では、被曝量が低いNAOMI-CTという歯科用CTを導入しております。
口腔内3Dスキャナー
1不快感が少ない
口腔内スキャナーのiTeroは、口の中をスキャナーでなぞるだけで高精度の歯型データを取得できます。従来の歯型取りのように、粘土のようなものを噛む必要はありません。不快感なく歯型を取れるので、患者さまの治療に対するモチベーションアップに繋がります。
2精密なデータを取得できる
iTeroは、1秒間に6,000枚もの画像を撮影できます。そのため、従来の歯型取りと比べて精密かつ正確なデータを取得できるのです。精密なデータがあれば、より歯へのフィット感に優れたマウスピースを作製できるので、治療の精度も向上します。
3スピーディ
iTeroのスキャンにかかる時間は約1分のため、患者さまの負担を大きく軽減できます。また、取得したデータはすぐにコンピューターに転送され、シミュレーションできます。さらに、データをアメリカのインビザラインの本社へインターネットを通じて送信できるので、従来のように空輸する場合と比べて10日ほど早く治療を始められます。
4安全
iTeroのスキャンレーザーは放射線ではないので、身体に害はありません。また、印象材が喉へと流れて誤飲する心配もなく、安全に使用できます。また、患者さまごとに先端部分を交換しているので、院内感染の心配もありません。
5治療結果を予測しやすい
iTero専用のシミュレーションソフトを使用するので、治療を始める前に治療経過と治療結果がわかります。治療の最終的なイメージを確認できれば、患者さまの治療に対するモチベーションも上がるでしょう。